競馬のことを全然知らず、騎手といえば武豊ぐらいしか知りませんでした。しかし、ダビスタと出会ったことによって徐々にこのゲームにはまっていくようになったわけですが、もちろん始めたばかりの頃は育てた馬があまり強くないので、小田部騎手や滝騎手といった名前が上にある騎手は乗ってくれません。

　というわけで乗ってくれる騎手は真ん中あたりの騎手に落ち着くわけです。そのなかで関東所属（自厩舎が関東なので）の騎手で、出遅れが少ない上に乗り替りもないので多く起用していたのが江戸騎手でした。しかも、江戸騎手は人気がなくても私の愛馬を勝たせてくれました。その江戸騎手がどんな人なんだろうな？と思い始めたのが最初のきっかけだったと思います。その後、ダビスタ９６の全書より江戸騎手→江田照男騎手ということを知りました。

　初めて照男さんを見たのは以前テレビ朝日でやっていた、さんまのなんでもダービーという番組（この番組、結構好きだったんですがいつのまにか自然消滅？）のなかでの１レースである最強ポニー決定戦をやっていたときのことでした。

　このレースにたまたま照男さんがでていました（他に森安、後藤、郷原、根本騎手や地方の若手騎手などがでていました。ゲストには、田原騎手、小島太元騎手）。照男さんはサクラフトシオー（笑）というポニーに騎乗。

　そこでのひとこま

鈴木淑子さん　「名前からしてもムチを入れにくいですかね？」
照男さん（以下照）　「いや、そんなことないですよ。」
明石家さんまさん（以下さ）　「そうですよね。ビシバシいきますよね？」
照　「勝つためにステッキは入れますね。」
さ　「もう小島太のフトシがついてるだけでも頭も殴りたい気持ちですよね？今まで遠慮もしてきたでしょうし・・・。」
照　「・・・・・・（苦笑）。」
さ　「ノーコメントのようです。すいません。（一同爆笑）」

　ノーコメントというよりはさんまさんの話を流して聞いてためにノーコメントに見られたようです。自分にマイク向けられてたことに気付いてなかったし・・・。

　「真面目そう、そして面白いよこの騎手」というのが第１印象。

　ちなみにレースは照男さんのサクラフトシオーは５着。勝ったのは園田からの刺客ソノダトップガンで、１番人気ナリタブラリアンは４着でした。また、後藤騎手が落馬して半泣きになってましたね（笑）。ただ、これによって照男さんが好きになったというよりも、「競馬の騎手っていろいろな人がいておもしろいなぁ」ぐらいの感じだったと思います。

　しかも、当時は競馬を見始めたばかりな上に、部活等があり基本的にグレードレース（特にＧ１）ぐらいしか見ていませんでした。その頃、照男さんはあまりメインレースに乗ることが多くなかったので、見る機会もほとんど（というより全く？）ありませんでした。

　しかし部活を引退し、じっくりと競馬を見ることが出来るようになり、今までスーパー競馬ぐらいしか見ていなかったのが、土曜競馬中継（現ウイニング競馬）や中央競馬ワイド中継（千葉テレビ他）も見れるようになりました。

　そして、競馬（照男さん）を見始めたところ、最初の印象としてはあまり人気の馬に乗っていないなぁと感じました。しかし、レースを見ていると人気のない割にいい着順に持ってくるし、勝ってしまうことさえありました。

　まさにダビスタと同じでした。そして、

　「江田照騎手は人気のない馬をこんなに勝たせることが出来るなんてすごいなぁ。」

　と思うと同時にどうして周りから評価されないんだろう・・・（いい馬の乗り鞍があまり多くないという意味で）、この人武豊より凄いんじゃないの？と、すごく悔しい気持ちになり、頑張ってほしいなぁと思ったのが応援する最初のきっかけだったと思います（地道に頑張っている人を応援するのが好きなので）。だいたい９７年の春から夏ぐらいの頃でした。その頃から照男さんを応援するようになり、今に至ります。

　競馬場で（特に中山開催の時）、照男さんが勝利したときウィナーズサークルで写真を撮りまくっている人がいたのなら、それは私かもしれませんね。